2 私的レビュー

発売されてから既に7年(2009現在),今更ながら私的レビューです。
初MT&初大型です
中古ですけど自分のバイクってやっぱりいいものですね!\(^O^)/

その1
あまりにも独特の個性をもつバイクです。
実際走っていてもほとんど見かけることがありません
ぱっと見
私自身も最初はえぇ?なんか変なカウル
と思っていました。
900CCの割には大変コンパクトなエンジンなので
「あれってホントに900CCですか?」と言われました。
あまり派手さもなく
好き嫌いの分かれるデザインでもありますので
周囲の受けも今ひとつです。
正面から撮った写真です。
なんとも言えない独特な顔つきです。
エンジンも大変スリムで900CCの割には幅がない(薄い)です。

欧州では人気があるそうですがどの程度売れているのか
データがないのでよくわかりません。

おまけに名前も「TDM」って,一体何の略称なのかわかりません。
(まさか「D」はデュアルパーパスの略?
TDMでそのままオフロードに入っていくのは無謀では・・・)
カテゴリー分類はその情報元によってばらばらのようですが,
オンロードのツアラーだということです。
だとするといよいよ「TDM」の意味がわかりません・・・。

人に
「これなんというバイクですか?」と聞かれて
「はいTDMというバイクです。」と答えても
「はぁ??てぃ〜でぃ〜えむぅ??なにそれ?」という感じです。

「TDF」なら「ウルトラ警備隊」って知っているのですけど・・・。

その2
ヤマハ製でれっきとした日本生まれのバイクなのに
メーカから国内販売されていません。
きっと正規販売しても売れないと判断してのことでしょう。
ヤマハプレスト扱いの「逆車」です。
ややこしいです。プレストは逆車を国内販売するにあたり
全車車検をするのだとwikiに書いてありました。(@_@)
でも部品調達に困ることは全然ありません。
鹿児島といえども翌日には届きます。
流石は「日本製」です。(^。^)

その3
タコメーターを見ると
8千回転からレッドゾーンです。TDMっておもしろくない?

メーター見た人ってやっぱり
「あれ?レッドゾーン8千回転ですか〜あんまし回んないエンジン・・・」
と思っちゃうようです。現に私もそう思っていました。
TDMは2気筒ですから
4気筒スーパースポーツバイクのように高回転型のエンジンではないというだけなのですけど、バイク乗らない人から見るとメーターを見て
高回転=高性能
という印象があるようですね。

ちなみにこちらはヤマハのYZF−R1というバイクですが,レッドゾーンは11800回転からなのだそうです。
確かにすごいとは思いますが・・・

TDMも大変スムーズに回るエンジンですから、1速でちょいと捻ってあげると簡単にレッドゾーンに入れることができます。
でも基本的にそういう走りをすることにはあまり意味はなくって
トルクで引っ張って走るエンジンなのだそうです。
だからトルクを使って走るということを意識すると
楽に速く走ることができるのだそうですよ。
長距離を走破するためにはこの「楽に速く」というのは大事なことで
そういう意味ではTDMは大変優れているということになると思います。

それにしても
これまでスクーターしか乗ったことのないおじさんにとっては
もう速いとか遅いとかいうレベルではありませんよ!これはっ!><
未体験の加速性能です。
きちんと乗ってあげないと自分が飛んでいっちゃいそうです!><

その4
燃費がかなり良いです。
リッター20Km以上は行けちゃいます。
TDMは900CCクラスとしては非常に燃費がよいバイクなのだそうです。
実際ツーリングで他の人がそろそろGSに寄りたいのだけどという話になっても
全然余裕です。
低燃費を意識してとことこ走ると燃費は更に伸びるのでおもしろいです。