12.マロッシプーリーフェイス

ベルトのビビリが気になっていたので,
プーリーの反対側のプーリーフェイスというものを交換してみたら改善するかなと思っていたところに
とある事件が,
といいますのも・・・
あれだけ先輩方が「WR交換をしたときはセカンダリーにベルトをしっかり落とし込めよ」と言っているのにもかかわらず
適当にはめた上にしっかりキックで始動後アクセルを吹かしちゃいました・・・
バキッ!!カランカラン!!っとケース内から異音が・・・
恐る恐るケースを空けてみると
センターボルトが脱落して,クランクシャフトにプーリーフェイスが噛みついて外せない状態になってしまいました・・・(T.T)
数時間悪戦苦闘の上なんとかフェイスを外すことができましたが,クランクシャフトのギザギザがちょっとなくなっているような・・・(T.T)
フェイスをシャフトに入れてみるとやはり入りません。
仕方なく金ヤスリを使って少しずつシャフトのギザギザを生成することにしました。
幸いボルトの締めが緩んで脱落したので,クランクシャフトのギザギザが全くないという最悪の状態ではなさそうです。
一晩かかってようやくはまったときには泣きそうでしたが,二度とこのようなことがないよう
プーリー交換時には特にベルトの落とし込みについては,十分に注意するようにしています。
この事件によってノーマルのプーリーフェイスは破損が激しく使えなくなってしまいました。
現在ではマロッシのフェイスが付いています。
問題のベルトの振動については,マイルドになった感じがしますが,やっぱり多少残っています。
やっぱりベルトもマロッシ製にしたほうがいいのかもしれません。
いずれにせよベルトは消耗品なので次はマロッシのベルトにしようと思います。