1.種子島に通う父篇

不幸は突然やってくるものです。(+_+)
といいますのも・・・
平成17年の春に,妻と子が種子島の西之表市に転居しなければならなくなりました・・・。(T.T)
ということで,週末になると家族と過ごすために種子島に通う父親となりました。
家族と過ごす時間が,大変貴重なものとなってしまいました・・・。
でも種子島の美しい自然は,そのような気分を大いに癒してくれます。

早速,
加治木町から種子島に行くにはどうしたらいいのでしょう?
という問題が・・・
しばらくの間は,
自宅→(車)→加治木駅→(JR)→鹿児島駅→(徒歩)→鹿児島港→(高速船ロケット)→西之表港→(徒歩)→借家
という方法で通っていましたが,
物資を輸送するのに,リュックと手提袋だけでは,とにかく重い上に,あまり運ぶことができないというのがあったり・・・,
また,乗り換えの面倒も多々ありましたので,なにか良い方法はないかと日々考えるようになりました。
これまでと同程度の予算で,できるだけ大量に物資(目標は,一度に米1俵以上を運べること。)
を運搬することが目的です。
そうなると高速船の利用ではなく,
フェリーを利用するのがよさそうです。

種子島行きのフェリーは,コスモラインが運航する「プリンセスわかさ」と
鹿児島商船が運航する「ぶーげんびりあ」(←平成17年10月末で廃止)
岩崎グループが運航する「はいびすかす」があります。
「プリンセスわかさ」は,鹿児島港(南埠頭)と西之表を片道3時間半で一日一往復結んでいるカーフェリーです。
(「プリンセスさかさ」=「わかさ姫」 このわかさ姫とは,種子島鉄砲の開発に身を捧げた女性の名前だということです。
その名前を,現代にこのような姿で蘇らせた人たちの思いを考えるとこのネーミングもまた感慨深いものがあったりします。)
新造船らしく素晴らしく綺麗な船で,
揺れをできる限り防ぐシステム(フィンスタビライザー)等のギミックも搭載されておりメカマニアの心をくすぐります。
濃紺に黄色のラインというカラーリングも大変綺麗な船で周囲に並ぶ船の中でも特にお気に入りの船でした。
他にも色々な理由(種子島フルーツ牛乳が売ってたりetc...)がありますが,
今では途中で起きる様々な出来事等
船で過ごす時間も楽しみの一つになっていたりします。\(^^@)/

そういえば,
高速船「トッピー」で大変有名な鹿児島商船が
平成17年6月27日から
同一の区間でカーフェリー「ぶーげんびりあ」の運航を開始しました。
ところがこれがまた・・・(`_´)
この船佐渡汽船(旧船名「えっさ丸」)から買い受けたフェリーらしいのですが,
片道5時間40分(速力14.7ノットらしいです。対するプリンセスわかさは,19.5ノット。)かかります
これが大変なネックになっています。
実際のところ,すごく期待していただけに・・・(T.T)
片道5時間40分もかかってしまうというのは,かなりがっかりしました。(x_x)
(ちなみにプリンセスわかさの前にこの区間を運航していた「フェリー出島」は4時間だったそうです。)
いずれにせよ
片道5時間40分はツライ・・・(T.T)

(先日ついに「ぶーげんびりあ」に乗船しました。\(^^@)/
こちらの勘違いで乗船時間ぎりぎり(アンカー上がってるのがみえました・・・)に到着したにもかかわらず,
わざわざ再度乗船口を開いてもらって乗船させていただきました。
鹿児島商船の皆様には大変親切に対応していただきました。
ありがとうございました。m(__)mm(__)mm(__)m
ご迷惑おかけして誠に申し訳ございませんm(__)mm(__)mm(__)m

「ぶーげんびりあ」ですが,
プリンセスわかさよりも,とにかく「運賃が安い!!」というメリットがありますので
ゆっくりと船旅をしたい時にはこれからも利用していきたいと考えております。m(__)m
↑近頃頻繁に利用していますヨ。たまには乗客が私一人だけの時もありますが,
ほぼ貸し切り状態なのでのんびり気楽に乗れるというのもあります。
デッキに座ってカップ麺をすするというのもなかなかよいものです;^_^))

(↓平成17年11月1日加筆)
あらら・・・
突然「ぶーげんびりあ」の運航が中止になってしましました・・・(T.T)
代わって11月1日から,「はいびすかす」が運航されることになりました。
ってなんでこう,ころころと変わるのでしょうか・・・
はいびすかすの時刻表を見てみたのですが,私の移動時間とうまく合わないんですね,
せめてこれまでどおり鴨池港出港ならいいのですが,谷山港からなんですよね
また一段と遠くなってしまいました〜(T.T)
それでもいずれ乗船する機会があるとは思うのですが。

(↓平成17年12月5日加筆)
平成17年12月2日18:00谷山港発「はいびすかす」に乗船しました。
本来輸送船であったものをフェリーに改造していますので,
通路が狭い,自販機が一つ,トイレが必要最低限,部屋の区画がちょっと狭い等
若干の不満はありますが,輸送手段としては必要十分かなと思います・・・
中には船内泊後翌朝屋久島に向かう強者もいらっしゃいました。
とにかくわたしにとって一番の不満は,谷山港が遠すぎるという点です。

話をもとに戻しまして・・・
さて,
先ずは,自宅の軽トラックで往復する方法を考えました。
プリンセスわかさを利用すると往復で23,400円です。
確かに輸送量としては申し分ありませんが,
毎週末にこれだけの出費では,かなり予算オーバーです。(T.T)

次に自転車です,
往復で8,000円で済みますが。
自宅から鹿児島港までが非常に遠く,輸送量に比例して体力的に負荷も増大すると思われるので即却下です。(x_x)

そこで,何か良い方法はないか,後輩のなかもぁ氏(バイク暦?十年,マジェ125所有(レプリカ時代を回顧したのか最近CBX125Fをオークションにて購入し当方宅軒下に格納中))に相談してみると・・・
「だったらバイクがいいんじゃないですかぁ?維持費等も考慮するとやっぱり125CCでしょうかねぇ〜」
とのこと,

↑向かって左側のマジェ125が,なかもぁ氏のバイクです。

そこで早速調べてみることにしました。
125CCのバイク(ここでいう125CCのバイクとは,道路運送車両法の原付2種をいいます。シグナスの排気量は124CCだそうです。)だと
自宅→(バイク)→鹿児島港→(プリンセスわかさ)→西之表港→(バイク)→借家
となり行程もすっきりした上,荷物は自宅から積みっぱなしでOK!!
運賃も往復で船代9,000円のみ!!燃費も車と比較するとかなりいいですし(リッター30km超),普段の足としても大いに役に立ちそうです。
125CCのバイクは,税金,自賠責保険,任意保険も大変安く大変経済的だということも分かりました。
ということで,125CCのバイクを利用することに「安易に」決定です!!\(^^@)/
その前に・・・
125CCのバイクに乗るには「自動二輪(小型限定)」免許が必要でした・・・(T.T)