2 ボアアップ!そして焼き付き・・・

50ccのジョルノ君ですが、購入と同時にボアアップもお願いしました。
法定速度等の50cc特有の道路交通法上の制約を受けないためですね。

ほぅ!黄色ナンバーが付いていますよ。

加治木町の黄色ナンバーって、ひらがなの部分が「じ」なんですね。
「じ」というかなは、なんだかおかしいですね。じじいの私にぴったりですね。
そういえば加治木町って平成22年3月23日に合併して姶良市になるので、黄色ナンバーはこれが最後になるそうです。
加治木って最近では外資系の大きなパチンコ屋さんが幹線道路沿いにたくさんできて、そちらの方面が賑やかだなぁという印象の町でした。(パチンコ屋さんの出入り口ってバイクにとっては要注意なんですよね。)

さて、今回使用したボアアップキットですが、キタコのスーパーボアアプキットを入れてもらいました。

排気量:65.8cc
ボア径:Φ45
ストローク:41.4mm
です。
このキットは、ピストンリングが1本となっており。高回転で回すと「キーン」って感じの音がしてきます。レーシーですね。
エンジンについては、元々ショップにてきちんと整備されていたものでしたので、
50ccの状態でも、年式を感じさせないぐらいしっかり元気に回るエンジンでした。

ボアアップした効果といえば、まずトルク感がアップしたということです。
加速性能もそれなりに向上するんですね。
最高速については、駆動系がノーマルということもありますからあまり変化はない感じです。

(所詮50ccからのボアアップですから、どう頑張っても125CCクラスとは比べようがないんじゃないか?という気もしています・・・。ひょっとしてこれが限界だとするならばいっそ中古の125CCにしとけばよかったんじゃないの?ということもありますが、果たして今回ジョルノ君を購入した価格で125ccクラスのバイクを揃えることができるのか?というとそれもまた無理だった訳で・・・う〜ん。)

ボアアップと駆動系チューンだけで安価に済ませたかったのに・・・
いきなりエンジン焼き付きとは・・・とほほほ


納車後数日間は、慣らしも兼ねて軽く走行していたつもりだったのですが、
調子に乗って回し過ぎた結果、エンジンが焼き付いてしまいました・・・orz

状況としては、
じわーっとアクセルを開き続けながらどんな具合なのかなと調子を見ていたのですが、
四輪車の流れに乗るために、いつの間にかフルアクセル間際になってて
そのまま走っていました。

突然1回目のエンジンストール!
この時にエンジンが冷えるまでしばらく待ってから再始動すれば良かったのに
すぐに再始動、あっさり始動したので焼き付きのことなど全く考えず
そのまま走り続けたのがいけなかった〜
ついに2回目のエンジンストール・・・
その後はどうやってもエンジンが始動できない状態でした。
四輪車が高速で走行するバイパスの真ん中で、突然エンジンストールした時は怖かった〜
慌てて道路脇に避難後、ショップに回収してもらってそのまま入院でした。

結果です。
ピストンは、再利用不可のダメージを受けていました。
一方シリンダーは、損傷が比較的少なかったということで綺麗に磨いて再度利用することになりました。
(これで、圧縮比ダウンが決定・・・)
この時に、エンジンは一体どのぐらいの回転数で回っていたのでしょう?気になるところです。

しばらくの間50キロ以上出さないでくださいねとショップのおじさんに言われました。
更に、「こいつぁ〜バイクに乗ると余程抑制の利かないやつだねぇ」と思われたらしく
エアクリのスポンジに思いっきり固いオイルが含ませた状態になってまして、
吸気側が詰まった状態なので、これがまたエンジンの吹けないことといったら・・・。
そのような超低速状態で100キロ走行のノルマでした。
日中の走行では危険なレベルなので、夜な夜な田舎道をぐるぐると走りましたよ。
更に注意事項として、「今後は給油時にガソリンにオイルを混ぜて混合にしてくださいね」とも言われました。
これまで4ストしか乗ったことがない身にとっては、なんだか大変なことになっちゃいましたよ・・・。
どのぐらいエンジンが回ってるのかよく分からないので、タコメーターを付けた方がよさそうです。

ところが・・・
ようやく連日の夜中の低速慣らし走行も終わり、エアクリのスポンジを交換して、さぁ!乗り出すぞ!と思いきや
あれれ?なんかおかしいですね
低速域が全く吹けませんよ。
シグナルダッシュ時に思いっきりトラックに煽られているという状況です。
だめだこりゃ・・・orz
一体何が原因なんでしょう?これはなんとかしないと・・・(;´_`;)