6.トラブル1再生

H18.9.18
秋晴れの良い天気です。
復活後初めて一人でのんびりプチツーに行きました。
加治木→川内→水俣→大口→横川→加治木の合計183キロ程度でした。
途中、登りでの発進等にパワー不足を感じつつも、
もう少しこのバイクに合わせた操作をしないといけないなとか
テクニックの未熟さも反省しつつも、楽しく走ることができました。\(^O^)/

さて、
帰宅後、念のためにオイル漏れの所を点検すると・・・
(それまではオイル漏れもなく良かったと思っていたのですが。)
(((( ;゜Д゜))))
しっかりオイルが漏れています・・・

とにかく
翌日ショップに行きました。
先ずは、アプリリアに修理依頼してみる。
部品が来るのが前回のように遅くなると困るし、
オイルも見たところ大量に漏れている感じでもない。
長期間預かるのも大変気を遣うので
バイクは持ち帰って、オイルの量とかに気をつけながら
続けて乗ってみてください。
とのことでした。
どうせその場しのぎのてきとーな事でも言ったんだろうなと思いつつ、
自分でできることはやる!!
ということで、プーリーケースを開いて確認してみましたが
やはり前回と同様Lクランクオイルシールからのオイル漏れでした。
ケース内部では、交換したての綺麗なオイルが多量に漏れていました。
分解しながら細かいところを見てみると、オイルでべちょべちょです。
それ以上に驚いたことがあります。
メットインのボルトが全く締めてなかったり、
エアクリーナのケース内に湿式のスポンジがないといけないのに付いていなかったり・・・
これは、ショップにも問題がありそうです。
(部品が余ったはずなのになぜ気づかないのでしょう。
ひょっとして組上がってから余り部品に気づいたけど、
またバラスのも面倒だし、初心者だからわからんだろうと思った?)
それにしても一体どーゆー修理をしたのでしょう?
いくらなんでも、戻ってきて200キロも走っていないのに同じ症状とは誠に残念です。
それでは「修理が出来た」ことにはならないと思います。
プロの仕事にしてはあまりにお粗末で、すっかり呆れてしまいました・・・(T.T)

ショップにその旨連絡すると、
「保証期間内ですから修理します、持ってきてください」
とのことで、H18.9.20修理のためにショップに持ち込みです。
前回同様私のようないつ修理が終わるかもわからない面倒な客には、代車も貸してくれないので、
なかもぁ氏に頼んでシグナスでタンデムして家に帰りました・・・
修理が終わってもう大丈夫だろうと喜んでいた矢先だけに・・・○l ̄l_

9月30日
種子島行きプリンセスわかさの船上に居るときに
ショップから電話がありました。(^。^)
ひょっとして修理完了?とちょっぴり期待したのですが、
やっぱり今頃になって現状報告だけでした。(x_x)
で、
オイル漏れの箇所は、クランクオイルシールではなく、
その奥にあるパーツに問題があるということ。
(クランクオイルシールの奥に何があるの?
シグナスXだとオイルシールの奥はオイルシールガードが付いててその奥ってもうクランクシャフトしかないんですけど・・・)
で、
その問題のある部品を交換しますとのこと・・・。
で、
その部品は「もちろん」国内のアプリリアパーツセンターにはなく、
本国から取り寄せになるのでしばらくお待ちくださいとのこと・・・。

別にいいですよ・・・
夕方はすっかり暗くなるのも早くなったし、
もうすぐバイクシーズンも終わりでしょうし・・・
あと3か月もすれば今年も終わり・・・○l ̄l_

でも、めげてばかりでは、全くおもしろくありません(@_@)
クランクオイルシールの奥に一体何があるのか?その疑問を解決するために、
アトランのエンジン構造を研究するべく、
アトランと同じピアジオのリーダーエンジンを搭載する
GILERA RUNNER VX125(ジレラ ランナー)のエンジンマニュアルを通販にて注文しました。
届くのが楽しみです(^。^)

10月2日
ランナーのエンジンマニュアルが届きました。\(^O^)/
株式会社モトインターナショナルという会社が発行元になっています。
モトインターナショナルは、2002年に設立された会社でピアジオ車を輸入販売していたそうです。
ところが2003年に会社精算となり、ヤマハプレストがピアジオ車の輸入販売を引き継いだそうです。
だからプレストのホームページにピアジオ車についての問い合わせができるようになっているんですね。
アトランのエンジンもピアジオのリーダーエンジンですから、共通だと思っていました。
早速問題のクランクオイルシールの部分について調べてみると・・・
あれれ?なんか違うような・・・
そうなんです。このエンジンマニュアルですと、
上の方で「この部分全体がオイルシール」だと記載しましたがそれはどうも誤りのようで
正式には「チェーンコンパートメントカバー」というものみたいです。
この図だとプーリ側から矢印で示してあるとおり3本のネジとワッシャーによってしっかりと固定されています。
この図のようにネジが付いていれば、それなりに納得できるのですが、
アトランの「チェーンコンパートメントカバー」にはこのようなネジがないんです・・・。
一体どうやって固定されているのでしょうか?
うーーーーーーーーーーーーーーーん
謎は深まるばかりです・・・(?_?)